うつわ

昭和の荒物

先日の仕入れでは、私の好きな昭和レトロな荒物と出会ったので、 空振り続きの仕入れの日々からようやく脱出した気がして、ウキウキしながら帰ってきました* 今時なスタイリッシュなデザインではなく、ちょっと垢抜けきれないデザインなんですが、工夫とい…

東京タワーができた頃

9月3日(日)は店休日です。 ご迷惑おかけいたしますが、よろしくお願いいたします。 オーバル型のお皿は、何をのせてもおしゃれに見せてくれるし、収納にも便利だし、 好きでいろいろ集めてくるのですが、今回のはまさに〝理想〟です⭐️ 1950年代、ちょうど東…

喫茶店のミルクピッチャー

懐かしい喫茶店で使われていた、ミルクピッチャーです。 ガラスにステンレス製の蓋と取手の組み合わせが懐かしい! 最近ではオールステンレス製やオールガラス製が多くなってきて、 蓋付きも珍しくなってきてますよね。 これは実際に使われていた中古になる…

マットなコーヒーサーバー

コーヒーや紅茶を淹れる時、どこまで注いだかわかりやすいのでガラス製を使う方が多いと思うのですが、一定数の方が「ガラスは割れやすいから磁器製が好き」とおっしゃられます。 確かに、いつもと同じ量を淹れるのならば、だいたいの目安は感覚で覚えている…

金で発色させる赤ガラス

戦前に、ショットガラス用に作られ、ここからいろいろ模様を施したり、薄さを調整したりして仕上げていくのですが、その前の段階で止まっている「材料」の状態のものです。 赤いガラスには、今も昔も高価な〝金〟を使って発色させるため、裕福な層に向けての…

外国への憧れ

8月15日(火)は台風による悪天候が予想されるため、 臨時休業とさせていただきます。 8月16日(水) 8月17日(木)と連休も予定しておりますので、 そのまま3連休となります。 ご迷惑おかけいたしますが、よろしくお願いいたします。 和食器ばかりの古いお家で、…

白と紺と勿忘草

8月6日(日)は店休日です。 ご迷惑おかけいたしますが、よろしくお願いいたします。 外国のうつわの用途はバチっと決まっているものが多いけれど、 日本にものは用途をいくつも持っているものが結構あります。 家が大きくないからか、「何かと兼ねる」という…

暑い時こそオーブン料理

暑い日が続いて、毎日毎日素麺か冷麺、、、ということも。。。 あまり冷たいものばかりだと良くないけれど、火を使いたくないという時はオーブン料理が楽ですよ* オーブンに放り込んでおけば、側を離れてもいいんですから⭐️ 炒めるよりも楽かもしれない! …

なます皿は「万能皿」

7月25日(火) 7月26日(水) 連休をいただきます。 ご迷惑おかけいたしますが、よろしくお願いいたします。 「なます皿」が好きなので、いい柄のものを見つけると仕入れてしまいます* 勝手に〝万能皿〟と呼びたくなるくらい、本当に万能です⭐️ 深すぎず、浅す…

金色の反射とガラスの反射

「暑いな、暑いな」と思いながら日々を過ごしています。 うちの猫たちも、少々バテ気味で床や庭や玄関ポーチの涼しいところに転がってます。。。 子供達の夏休みも始まったみたいですね。 〝夏はこれから!〟というフレーズが恐怖に感じるのは大人になった証…

ピーチ色

暑いのはわかってたんですが、 なんか、〝思ってたより暑い〟ですね。。。 日差しのせいなのか、湿気のせいなのか、はたまた私の心構えが足りなかったせいなのか。。。 さすがの暑さに、シュワっとした飲み物が飲みたくなりますね。 イタリアの大手ガラスメ…

ECO食器の先駆け

それほど古い時代ではなく、2000年代に入ったあたりに作られていた、ECO食器の先駆け的なもののデッドストックです。 外国のデザイナーがデザインしているので、日本で暮らしているとなかなか作らない形ですが、20年経って今の時代にはちょうどいい普段に…

見分けが難しいアオイ科

「芙蓉」か「ハイビスカス」か。。。 料亭で使われていた器の絵付けなので、「芙蓉」かなとも思うのですが、色とかを考えると「ハイビスカス」のような気も。。。 おなじアオイ科で、似たような時期に花が咲くので見分けが難しい。。。 (各¥1100/配送size…

愛嬌たっぷりの出目金

なんとも愛らしい出目金が主役の古いソーサーです。 意外に結構古くて、1890年代初頭に海外輸出用として作られたものです。 カップ&ソーサーのソーサーのみなんですが、手持ちのカップと合わせてみたり、 凹みが気にならなければ、小皿としても。 (各¥1100…

リズム感のある絵付け

染め付けの大鉢、ちょっと珍しい形状のを見つけました。 〝鉢〟というと、底が丸くボウル状のものが多いのですが、これは底が平らで、 大皿の縁を立ち上げたような形状をしています。 ワンプレート風の盛り付けもできそう⭐️ 図案もシダをモチーフにした、リ…

市松×オレンジガラス

変な天気ですね〜 降ったり止んだり、そしてかなりの蒸し暑さ! ご紹介するものも、暑苦しいのはダメだな、と色々考えちゃいます。。。 オレンジガラスというところが、やや珍しいデッドストックのガラス皿。 仕入れた時は薄暗かったから、ピンクガラスだと…

ケンタロウに学ぶ骨董使い

印判の大きめサイズのお皿が入荷しました。 割と前面に模様があるので一見合わせにくそうですが、意外にそうでもないのが魅力なお皿です。 特に茶色いおかずが多い場合に、美味しそうに見せてくれるので、使い勝手が良いですよ⭐️ (各¥990/配送サイズ 80si…

ちょこっと

朱赤が綺麗なちいさな小鉢です。 割と最近のものですが、デッドストック品です。 料亭や和食店ではよく見かけるサイズですが、家の中だと案外持ってないという人が大半かと。 でもね、使うとこのサイズ思いの外便利なんですよ⭐️ 塩やソース、漬物、 ちょっと…

いつもの器に新風を

さほど古いものではないと思いますが、 絵付けがかわいらしい和食器だったので、仕入れてきました* 脚付きというところも、いつもの器に新風を吹かせてくれる要素ですよ。 (各¥1320/配送サイズ 60size) 内側の小花柄っぽいところがとくに可愛らしい⭐️ …

長方形で乳白色

1970年代に作られた、乳白色のうつわです。 長方形で深さがあるので、メイン料理も映えますし、 いつもと違う形状のうつわに盛り付けると、いつものおかずもパッと新鮮に見えますよ。 (各¥1540/配送サイズ 80size) 横25㎝強 縦16㎝弱 深さ4.7㎝ 真っ白で…

ピッと背筋が伸びるような

電子レンジにはかけられない。 食洗機もあまり推奨できない。 文明の利器を活用できないのですが、好きなんですよ〝金線〟のうつわ* 同じカタチで、真っ白と金線があれば迷わず〝金線〟を選びます! 金色に縁取られたラインがキリッとして、 ピッと背筋が伸…

職人のお箸

機械ではなく、職人さんの手によって一本づつ丁寧に作られたお箸です。 ナチュラルなままか、マットな色みが普段は好みなんですが、 こういうツヤっとした雰囲気もいいですね* 黒と朱の2色展開で、普段のうつわに合わせやすいラインナップですが、ツヤっと…

ガラスの急須でティータイム

すっと喉にとおる飲み物が欲しい季節になりました。 温度や香りも大事ですが、淹れる道具も大事⭐️ ガラスのポットというと、洋風のものが多いですが、これは急須をガラスでそのまま作ったようなカタチです。 緑茶を淹れて、氷が入ったグラスに注ぐという過程…

ビールじゃなくても

蒸しっとした暑さが、「日本の夏」!って感じですね。 私はお酒をほぼ飲まないので、こういう時は炭酸割りの梅ジュースなんかを飲むのですが、お酒好きな人はビールがたまらない!といいますよね⭐️ 気分はわかる(笑) でも、私は飲んでも一口で終わるのがわ…

日本初の「eco食器」

今でこそ、廃棄する運命だった器を粉砕して混ぜ、新しい器に生まれ変わらせることが珍しくなくなりましたが、当時はとても難しく、画期的だったんだとか。 日本初の「eco食器」認定を受けたシリーズのデッドストック品です。 現在はリサイクルの材料を50%…

光で印象が変わるアンバーガラス

アンバーガラスのどっしりしたピッチャー。 昭和のデッドストックです。 柄もなにもないシンプルなのが、珍しいかも⭐️ 花瓶としても安心感のある安定加減* (各¥2420/配送サイズ 80size) アンバーガラスは、光の具合で雰囲気ががらっと変わるのが魅力で…

「ヱ」は遠藤の「ヱ」

大正から昭和くらいに作られた、越前塗の銘々皿。 艶消しの黒漆器は、落ち着いたトーンなのであまり気負わず登場させられそう* 保管状態も良好で、一部に少々のすり傷はありますが、ほぼ無傷なのが大半です。 古い漆器はだいたいいくつかは検品の段階ではね…

オーバルづくし

なんとなく「オーバル」型のお皿が増殖してきたので、まとめてみました⭐️ 今日ご紹介するものは全てデッドストック品なので、 セカンドハンドは苦手という方でも気軽に手に取っていただける〝古い〟ものです。 まずはこちらの大皿。 セピア色のバラの絵がち…

紺碧の海の色

「御浜焼」という、今は無き三重県の南部にあった焼き物です。 紀伊半島の南半分は、険しい山々がそびえ陶土に恵まれていないこともあって、昔から陶磁器の産地らしいものがなかった地域なので、御浜窯は珍しい存在だったみたいです。 関西に出荷されていた…

もはやかき氷の季節。。。

あまりに暑くて、今季初クーラーです* ちょっとかき氷が食べたいかも。。。 暑い季節に、ひんやりしたものを盛るのに似合いそうなガラスのオーバルボウル。 昭和のデッドストックです。 オーバルというところが、ちょっと他と違ってて新鮮ですね* (各¥13…