和食器の差し色

先日、《差し色に黄色》をオススメしましたが、
今回は、和食器の差し色について。


もちろん、和食器にも黄色のうつわはあるんですが、
和食器は、着物を想像すると分かりやすいんですが(柄×柄、色×色で、ちゃんと見るとなかなかのミックス感!)、意外と柄もカタチも色も豊富で、多色使いだったりと慣れないと結構難しい。。。
《差し色》というよりは《組み合わせ》という感覚が強いかも。
でも、今回は地味目の和食器を持っているという設定で、《差し色》感覚で足していく方法でオススメしたいと思います。


和食器には断然、寒色系より暖色系の差し色が使いやすい⭐️
朱色が一番馴染みがあって想像しやすいかも。
お正月にもぴったりなので、白系のうつわとの組み合わせで《紅白》とか、
黒系のうつわとなら《紅一点》のような使い方で*


蓋つきの、牡丹と菊の花が艶やかなうつわです。
落ち着いた朱色なんですが、花の絵で華やかな印象にも。

(各¥1200)


蓋つきは“ここぞ!”という時の出番になっちゃいますが、
上から見た時に蓋の模様を楽しんでから開ける、、、という工程は普段しないから、なかなか心踊るんですよ⭐️


小鉢よりは大きめなので、主菜の煮物なんかも盛り付けられるサイズです。


こちらは、多色使いの豆皿。
多色使いに慣れない方なら、こんなワンポイント使いで取り入れるととっつきやすいです。

桜の花と花びらに、金色使いと、まるで着物の帯のような雰囲気。

(各¥400)


薬味や、お漬物、箸置きに。