竹にふくら雀

久しぶりに、骨董部門にいかせてください!
最近、古くてもデッドストックが多かったので、久しぶりに別路線を書いてみたくなりました*


骨董のうつわの中で、今はあまり作られていなくて、でもかなり役立つ《なます皿》です。
今回、竹とふくら雀という組み合わせの絵付けがかわいらしいです⭐️

(各¥2000/配送size:60size)


「ふくら雀」とは「寒雀」の異称で「寒い冬に全身の羽毛をふくらませて丸くなっている雀」のことです。ふわっふわでまん丸でとっても可愛い姿なので、うつわだけではなくて、着物や家紋などにも好んで使われていた柄です。
 
ふくふくしていてほわほわの「ふくら雀」は、豊かさや繁栄をもたらず縁起物だとして、「福良雀」とか「福来雀」とも字があてられています。
竹との組み合わせはもはやセットのような、相性のいいものとしてだいたい同じに絵付けされることが多いです。
そういえば、《舌切り雀》の絵本でも竹やぶが描かれていましたね*


深さのある、このカタチが和の食卓にはかなり使いやすいカタチなんです。
実は骨董で扱うまではあまり馴染みの無いカタチだったのですが、
一度使ってみると、和食の主菜、副菜、ほとんどコレで間に合うんじゃないかと思うくらいの頻度で活躍してくれるのでびっくりしたんです!


真ん中のふくら雀だけが金色。
竹も一部が緑と金彩で藍色の竹と組み合わせることで、くどくなく、あっさりした雰囲気に仕上がっています。
華やかでもあるし、爽やかでもある絵付けです。


青磁のうつわとの組み合わせがかなり爽やか⭐️
反対に黒や朱色を持ってくると厳かなお正月向けにできますよ。



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