『カミノヒモ』

これから、イベントが多くなるので、
ラッピングする機会が増えてきますね*


職業柄、ラッピング用品売り場に行けば「使えるものがないか」チェックし、
紐でも糸でも、毛糸でも、見れば「ラッピングに使えるかも?」という目線で見てしまうのですが、大抵が大容量の業務用で、個人が家で消費する量を遥かに超えているので、商品としてのラッピング用品で「いいな」と思うのはごく少数なんですが、今回、新しく発売されたもので、
“かわいく”且つ“使いやすい”ラッピング紐がありました☆

『カミノヒモ』10m巻(各¥483)



ただの無地の紙と組み合わせても、たちまち可愛くしてくれそうな、
2色の撚り紐をセレクトしましたよ*
色の組み合わせもステキなんです☆


適度に細く、張りがあるので、扱いやすいです。


商品名が、『紙の紐』じゃなくて、『カミノヒモ』なのには理由があって、
“結ぶこと”は強度を増す、束ねる、モノ同士をつなげる、
といった実用の役割だけでなくて、
縁を結ぶ、むつみあうといった心の願いを表す神秘的なツールとして
祝いや弔いの場で使われてきたのは、なんとなく誰でも感じているかと思います。一番身近なのはご祝儀袋などに使われる“水引”でしょうか。


“結び目”には神が宿る、と信仰の対象になったり、
結ぶことで新しい力が生まれるとも信じられてきたようです。



ただの『紙』ではなくて、『神』とも通じる。


そんな思いも商品名に込められています☆


説明を書いていて、なんだか、ラッピングすることが、神秘的なことをしている気になってきました(笑)
外国の文化はあまり詳しくないので、一概には云えませんが、
日本の文化には『結ぶ』ことに意味が込められていることが多いのかもしれませんね*