網目模様

“飽きのこない日本のうつわの伝統模様”といえば、
《水玉》か《網目》か。。。というくらいメジャーな模様です。
《水玉》は比較的安価なものとして作られているのに対して、
《網目》は高級なうつわにも使われる縁起の良い模様として有名です。


こちらは昭和のデッドストックのお茶碗で、
手描きの網目模様と薄手の磁器がなかなか上品な印象です。

(各¥900)

幾何学的な印象を与えますが、魚や鳥をとるための網を題材にしたものだそうです。
同じ文様をくり返すところから「連続するもの」「永遠に続くもの」の意味もあり、また、「網」は福を「からめとる」「すくいとる」ものとして商売の世界では昔から喜ばれた模様です。
根拠のない迷信らしいのですが、網目のお茶碗でごはんを食べると中風(ちゅうぶ)にならないという言い伝えも残っているそうですよ。


昔の模様は、いろいろ意味があって面白いですね⭐️


古臭い柄だと思われがちですが、意外にも(?)好きな方が多いんです。
組み合わせを考えるときも、割と何にでも合わせやすいのも。毎日使う物だからこそポイント高いですよね*