青竹色

『青竹色(あおたけいろ)』という色の紅茶用カップ&ソーサー。
昭和のデッドストックです。

青竹色とは、成長した青竹の幹のような青みの冴えた明るく濃い緑につかわれる色の和名。
江戸中期から使われている色名だそうですよ。
竹は、古くから自生し、食用、楽器、建築物にと生活に身近な植物だったためか、色名として数多く使われたいたようです。
青竹より薄めの色は「若竹」、鈍い調子の鼠がかった色は「老竹」などと、竹の成長時期によって色が変化することが当たり前に認識されていたんだな、と改めて思います*
これが欧米だったら、『竹は竹一色でしょ』となりそう*



(1客¥1200)


紅茶用なので、やや背が低めで平たいカタチです。
ソーサーも凹みのないプレート状なので、それぞれ別々に使って、スープカップとパン皿として朝食用にも⭐️


和名の色なだけあって、カタチは洋風だけれども、和食器とも合いやすいので、和食器派の方にもオススメですよ*
色鮮やかな和菓子にも良さそう♪