戦時中の磁器製水筒

戦時中、どんどん金属が不足していくなかで、いろんな物が陶器や磁器で作られた時代がありました。
これもそのひとつ。


おそらく、軍用として作られた磁器製の水筒です。
窯キズなどの理由(今でいうB級品ですね)で出荷されず、波佐見焼の窯元に長い間残っていたものだそう*
これくらいの時代の物としては珍しく、未使用のデッドストック品です。


これを見た瞬間、『花を生けたい!!!』と思いました☆
ストンとしたシルエットに、少し平たくしたようなカタチ。
意外と高さがあるので、ある程度の枝モノもバランスよく飾れそう*

(¥1700)


そして何より、この古い磁器独特のくすんだ磁器の色がいいです☆☆☆
和風の床の間にも合うだろうし、
洋風の真っ白な壁に、花瓶として置いても絶対合うな〜。。。と色々想像がふくらんでしまいました(笑)
70年以上もの時を経て来た存在感で、しっかり草花を輝かせてくれそう*


とりあえず、ツルものを行けてみましたが、春になったらいろんな花や枝を生けてみようと思います♪


花瓶をお探しの方が多いのですが、
こんなのどうでしょう???
古い物が苦手な方も、未使用なので、とっつきやすいのではないかと思います*これを機に、古いモノと植物の相性がいいことに気付いてしまうかも☆

久々に「おおうっ!!」と心が動いた仕入れだったので、
同じ様に感じてくれる人がいたら嬉しいな〜と思いつつ*