島根県の石見焼の戦後のデッドストックです。
石見銀山が有名ですが、石見焼という、古くから水瓶や漬物用の壺などを作っている焼き物の産地でもあります。
特徴は、硬質で丈夫なうえ、吸水率がわずか0.1%と、陶器なのに磁器に近い性質を持っているところです。
0.1%の吸水率がどれほど凄いのかというと、
磁器は、ほとんど吸水率が0%ですが、
陶器は、10%近く吸水率を持つ事もあるので、かなりの差がありますよね。
陶器は水に浸けっぱなしは良くないのですが、これなら多少浸けっぱなしにしても問題なさそう。
こちらはめずらしく、お皿としてつくられたもので、
独特のやさしいベージュ色がいろんな料理を引き立ててくれそう*
多少の違いはありますが、だいたい直径が20㎝〜21㎝くらい。
やや深みのある、ぽってりしたカタチが、変に垢抜けてなくていい雰囲気です。