決め手はフラットさ

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立涌文様の染付が美しい、瀬戸焼のデッドストックの豆皿です。

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(各¥500/配送size:60size )

 

 

この豆皿の良さは、なんといってもこのフラットさ!

少しの立ち上がりだけで、ぱっと見はほぼ平面に見えます。

深さがある方が汁気のあるものを盛れて重宝はするのですが、フラットなことで優雅さや特別感が現れているような気がします。

たぶん、これが普通の深みのある豆皿だったら仕入れてたかどうか。。。というところ。

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薄さも程よく、上品です。

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立涌(たちわき)文様は、波状になった2本の曲線が向かい合い、繋ぎ繰り返されている文様です。
正倉院の宝物としておさめられている「正倉院裂」にもよく見られるそうですよ。
平安時代以降に公職に就いていた公家や貴族の装束や調度品などに用いられたりした、
格の高い文様です。

リズムのある曲線からなる立涌文様は、身にまとったときに人の動作をより優美にみせてくれることから、能装束などの所作の美が求められる衣装に用いられることも多いのだそう。

ちなみに、「立涌」のよび名の由来は、水や雲などが水蒸気となって立ち涌く様子をその形から連想することからとされています。
古来より蒸気が立ち昇るさまは吉祥とされ、呼び方は知らなくとも、立涌文様も吉祥文様としていろんな意匠で昔から馴染みのある柄です。

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手描きによる、やや柔らかいタッチも◎

 

 

和食器をどう合わせていいのか難しいという方は、変わり種の『ボーダー』模様だと思って使うと、意外に気楽に組み合わせを思いつきますよ*

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