繊細な印判

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印判とは明治以降に行われる様になった、絵柄を転写する絵付けの方法です。

この技術が生まれる以前の陶器は、手描きが主流だった為、当時の陶器はとても高価で、庶民は木や竹の器などを主に使用していたんだそうですが、印判の技術が発展したおかげで、陶器の大量生産が可能になり、それまで高価で使用することが出来なかった庶民も、気軽に陶器を使えるようになったという、器の世界では結構画期的な技術だったんですよ*

今では当たり前の技術なんですが*

 

 

箱に『明治四年』とあったので、おそらくは印判が使われ出した初期の頃のものかと。

まだまだ貴重な頃だったので、印判の絵にも丁寧さが伺えます。

(昭和に入ると結構荒い転写が目立ったりもするので(笑))

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(各¥900/配送size:60size)

 

 

サイズが約18.5㎝と大きめです。

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繊細なタッチの柄が、荒々しい印判を見慣れていると新鮮⭐️

花がなくて、葉っぱのみというというのも珍しい柄ですね。

でも全体図を見ると花のようになっているのですが。。。

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外国文化が入ってきた頃のものだからか、洋風に合わせてみてもなんとなくしっくり*

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