久しぶりに好きなタイプの豆皿が仕入れられました。
小さくても異彩を放つ骨董の豆皿は使い慣れると手放せなくなる使い勝手の良さですよ*
現代モノとは違うデザイン、技法、釉薬の雰囲気、手作業ならではのいびつ感、
再現したくても再現できない良さが小さいな世界にぎゅっと詰まってます⭐️
型で押した凹凸模様に藍を差した陽刻紋。
立体的に浮かび上る様子が面白い技法です。
三種類とも明治時代くらいのもの。
真ん中の花がわからないのですが、周囲は紗綾紋。
紗綾紋は、卍(万字)という漢字を斜めに崩して連続的に繋げた文様です。
そのため紗綾形というよび名のほかにも「卍(万字)崩し」や「卍(万字)繋ぎ」
とよぶこともあるそうです。
卍は仏教用語で「万」の字の代わりに用いられます。
「万」とは「よろず、すべて」という意味合いをもち、宇宙、無限などをあらわします。転じて“家の繁栄や長寿”などの意味を持つ模様です。
(各¥1200/配送size:60size)
梅とたこ唐草。
藍色が深くて、ちょっと落ち着いた印象です。
唐草には「長寿・繁栄」の意味合いがあります。生命力があり、強く途切れることなく蔓を伸ばしていくことから由来してます。
梅は“松竹梅”でも代表されるとおり、縁起のいいモチーフ。
(各¥1200/配送size:60size)
菊とたこ唐草。
丸だとまた印象ががらりと違う。
菊は長寿の象徴であるほか、無病息災、邪気払い、心身の安定などさまざまな意味をもっています。
唐草は前述の通り。
(各¥1200/配送size:60size)
それぞれが縁起のいい文様の組み合わせで出来ている豆皿。
日々の忙しさの中で、毎日お祈りすることは無理ですが、そんな祈りが篭った文様のものを日々使うのはある意味合理的?なのかも(笑)
昔はちょっとの病は敵だったので、切実に願いを込めていたものなのですが、時代が変わればそんな合理性も悪くないかも。。。と思うのです*
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